花々に囲まれた砂の上に映像を投影する河村啓生さんのアート=新潟市中央区
花々に囲まれた砂の上に映像を投影する河村啓生さんのアート=新潟市中央区

 戦前、新潟市東区にあった大型花園「新潟農園」をモチーフにしたアートが、中央区の複合文化施設「ゆいぽーと」で展示されている。チューリップなどの花々に囲まれた台に砂を敷き詰め、その上に昔の新潟農園の映像を投影し往時の華やかさを表現している。

 岐阜県生まれの美術家・生け花師範の河村啓生(のりお)さん(33)が手掛けた。河村さんは現在ゆいぽーとに滞在し、創作活動をしている。

 映像には、花園で舞う古町芸妓(げいぎ)たちの姿などが収められている。新潟農園は当時、「東洋一の花園」とたたえられ、球根産業の発展に貢献した。河村さんは「花に情熱をささげた先人の思いを感じてもらえたらうれしい」と話している。

 23日まで。入場無料。