西村氏の選対事務局長として、代表選の手応えを語る石橋通宏参院議員=国会内
西村氏の選対事務局長として、代表選の手応えを語る石橋通宏参院議員=国会内

 立憲民主党の代表選は、投開票日が30日に迫った。代表選では、衆院新潟1区選出の西村智奈美元厚生労働副大臣と、逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長の4候補が国会議員票や地方票への働き掛けを強めている。西村氏が新潟県初となる野党第1党の党首に選ばれる可能性はあるのか。西村氏の選対事務局長を務める石橋通宏参院議員(比例)に手応えを聞いた。(東京支社・山田悠)

 -西村氏が力を入れている訴えは。

 「4候補の違いが分かりにくいと言われるが、西村さんは党としての原点回帰、多様性を力に変える、理不尽を許さない-とのメッセージをぶれずに発信している。県議経験があり、女性議員が増えない現状や地方の課題を一番共有できるのも西村さんだ」

 -報道各社の調査では、国会議員票は泉氏がリードし、残り3氏が横並びで追う展開のようです。

 「確かに泉陣営に比べ、出遅れはあった。ただ、まだ投票先を決めていない人も多い。国会議員の投票直前に各候補が行う最終演説への注目度も高い。しっかり準備していく。2位以内に残り、決選投票に持ち込みたい」

 -1回目の投票では、地方議員や一般党員らのポイントが全体の半数を占め、行方を左右しそうです。地方議員らの反応はどうですか。

 「知名度は低かったが、地域ブロックごとに議員と意見交換会を重ねて手応えを実感している。西村さんの、みんなが安心して活躍できる社会をつくるとの訴えは、性別や地方を問わず家庭内ケアの責任を負いながら活動している層にアピールできていると思う」

 「近畿周辺の議員、党員には、先の衆院選で躍進した日本維新の会への警戒感が強い。唯一、維新と距離を置くと明言している西村さんの訴えは届くはずだ」

 -決選投票では、国会議員票が鍵を握ります。党内グループ間で連携の駆け引きもありそうです。

 「各陣営は当然、決選に備えたシミュレーションをしている。ただ、立民のグループは自民党の派閥と違って、しばりが弱い。最終演説を聞いて決める人もいる。だからこそ、最終演説がものすごく大事だ」