「越後村上鮭塩引き街道」の準備作業=村上市庄内町
「越後村上鮭塩引き街道」の準備作業=村上市庄内町

 通りに面した町屋の軒下に特産の塩引き鮭(さけ)がずらりと並ぶ新潟県村上市の冬の風物詩「越後村上鮭塩引き街道」が1日、始まった。

 伝統的な鮭文化を知ってもらおうと地元加工業者や漁協関係者、小中学生が仕込んだ約100本がつるされた。前日には同市庄内町周辺で準備作業が行われ、関係者が街道沿いに1本ずつ丁寧にぶら下げた。

 鮭は寒風にさらすことで熟成が進み、うま味が増す。腹部を全部開かず、1カ所残して切腹を避ける「止め腹」や、頭を下にしてつるす城下町独特の風習を目の当たりにできる。

 作業を手伝った村上東中2年の男子生徒(13)は「子どもたちや観光客に見てほしい。また、実際に食べて、村上の鮭のおいしさを知ってもらいたい」と話した。

 鮭塩引き街道は20日まで。問い合わせは市観光協会、0254(53)2258。