3回目のワクチン接種を受ける新潟労災病院の入江誠治院長=3日、上越市
3回目のワクチン接種を受ける新潟労災病院の入江誠治院長=3日、上越市

 新潟県内初となる新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種が3日、上越市の新潟労災病院で始まった。米ファイザー製を使用し、3月に2回目を受けた同病院の医師や看護師、事務職員が接種した。

 この日接種したのは入江誠治院長(66)ら18人。看護師が入江院長の左腕に注射し、10秒ほどで接種を終えた。接種後、15分間の経過観察で体調を崩した人はいなかった。

 入江院長は「全国で感染が落ち着いている時期に接種を始められたのは良かった。院内感染を防ぐためにも、接種の意義は大きい」と語った。同病院では来月上旬までに、約280人が3回目を接種する予定。

 3回目接種は、原則として2回目の完了から8カ月が経過した18歳以上が対象となっている。感染リスクの高い医療従事者から先行開始し、一般市民は高齢者から始め、県内では早い自治体で1月から行われる。

 1、2回目と別の種類を打つ「交差接種」も認められるが、米モデルナ製は薬事承認を得た後で使用可能になる。本県では11月29日現在、ワクチン接種の対象となる12歳以上の約202万人のうち、89%に当たる約179万6千人が2回目の接種を終えている。