自民党県連の小野峯生幹事長(中央)に要望書を手渡す自民長岡支部の五井文雄幹事長=6日、新潟市中央区
自民党県連の小野峯生幹事長(中央)に要望書を手渡す自民長岡支部の五井文雄幹事長=6日、新潟市中央区

 自民党長岡支部(支部長・星野伊佐夫県議)は6日、同党衆院新潟5区支部長を務める泉田裕彦衆院議員=比例北陸信越=の支部長解任を党本部に働きかけるよう自民県連に申し入れた。選挙区支部長は次期衆院選の公認候補予定者とされるが、2017年の初当選以降、地元での活動が弱かったことなどを理由に泉田氏は不適と判断。10月の衆院選で星野氏から「裏金」を要求されたと泉田氏が主張していることや、ツイッターで一方的に発信する姿勢も疑問視している。

 長岡支部の要請を受け、県連は17日までに5区内にある他地域の支部の意向も調査する。意見集約後、党本部に泉田氏の解任を求めて上申するか否かを判断する。一方、泉田氏が「裏金を要求された」と主張し、星野氏の党員除名を求めていることについても、県連は近く、両者への聞き取り調査を行う。いずれの問題も年内に県連としての一定の決着を目指す。

 6日に県連を訪ねたのは、いずれも長岡市議で長岡支部幹事長の五井文雄氏と同総務会長の酒井正春氏。県連幹事長の小野峯生県議に要望書を手渡した。

 面会後、五井氏は、泉田氏の5区支部長解任を求める理由について「(初当選以降)4年間、政治活動に真摯(しんし)に取り組まず、衆院選の選挙活動もお粗末だった」と強調。長岡支部長の星野氏から裏金を要求されたという泉田氏の主張に対しては、現場でポスターなどの選挙グッズが不足した例などを挙げ、「裏金ではなく、もう少し必要経費に使ってほしいという趣旨だったと理解している」と述べた。

 小野氏は一連の問題について「本県自民の印象が非常に悪くなり、苦慮している。双方の話を聞きながら、速やかに解決を図りたい」と話した。

◎泉田氏「理由ないとコメント難しい」

 泉田裕彦衆院議員は6日、国会内で報道陣の取材に対し、星野伊佐夫氏の党員除名を求める考えを改めて示し、「今までは裏金の要求だけだったが、社会的信用をおとしめるようなことを続けていることを付け加えた上で、除名を申し入れたい」と語った。

 長岡支部が泉田氏の5区支部長解任を県連に申し入れたことについては、新潟日報社の取材に「(話が)きていない。理由がないとコメントが難しいと思う」と話した。