討ち入り装束に身を包み、義士祭に臨んだ少年少女剣士=14日、新発田市大栄町2
討ち入り装束に身を包み、義士祭に臨んだ少年少女剣士=14日、新発田市大栄町2

 赤穂四十七士が吉良上野介邸に討ち入りした12月14日に合わせ、新潟県の新発田出身で義士の一人である剣豪・堀部安兵衛をしのぶ「義士祭」が、同市の長徳寺で開かれた。市内の小学生剣士が討ち入り装束と鉢巻きに身を包み、境内を歩いた。

 安兵衛の顕彰団体「武庸会」が毎年この日に開催。安兵衛の生誕350年は昨年だったが、ウイルス禍の影響でイベント規模を縮小したため、今年も周年祭として実施した。

 安兵衛の墓がある長徳寺では、討ち入り行列に先立ち法要を行った。新発田市剣道連盟による真剣での剣道形も披露され、参加者は息をのんで見入った。

 この後、同剣道連盟に所属する小学生15人は、「えいえいおー」と勝ちどきを上げて討ち入り行列へ。太鼓の音に合わせ、剣ややりを手に歩いた。感染症拡大を受け、市街地には出ず境内のみで行った。

 安兵衛役を務めた猿橋小5年の津田紬希さん(11)は「今年に入ってから安兵衛役を目指していた。安兵衛のように困っている人を助けられるようになりたい」と話していた。