米再生可能エネルギー大手「インベナジー」の日本法人、インベナジー・ウインド合同会社(東京)が新潟県村上市・胎内市沖で最大50万キロワット級の洋上風力発電事業を計画していることが、15日までに分かった。同社は来年2月に環境影響評価の入り口に当たる計画段階環境配慮書を経済産業相に提出する予定だ。

 インベナジーは国内のほか米国や欧州などで総設備容量2900万キロワット以上の開発実績があり、風力発電では1700万キロワットを開発した。

 計画では1基当たり出力9500~1万5千キロワット級の着床式風車を30~50基建設し、総出力約48万キロワットを想定している。

 NSGグループで総合商社の愛宕商事(新潟市中央区)や、プラント建設の東洋エンジニアリングとも連携し、人材育成を含む地域活性化や工事のコスト削減も進める方針だ。

 インベナジー・ウインドは「県が長年洋上風力に取り組んできた点や、地元企業が持つポテンシャルの高さが大きなポイントだった。地元との共存や地域経済への貢献も果たしていきたい」としている。

 村上市・胎内市沖での洋上風力の計画は既に大成建設(東京)と本間組(新潟市中央区)などでつくる事業体、ドイツ電力大手RWEの日本法人(東京)、大林組(同)が明らかにしており、4件目となる。