架空料金請求詐欺で3万円をだまし取られたとして、新潟県関川村の60代男性が5日までに、村上署に被害を届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて捜査している。
村上署によると、男性は4日、自宅のパソコンでインターネットサイトの検索をしていたところ、「コンピューターウイルスに感染した」と伝える音声が流れ、画面に表示された電話番号に電話をかけた。電話に出たIT企業社員を名乗る男から「修理に3万円かかる」と言われ、指示された通り、コンビニエンスストアで3万円分の電子マネーを購入し、カード番号を男に伝えた。
男がさらにカードの購入を求め、男性が同じ店に行ったところ、店員から詐欺ではないかと声をかけられ、被害に気付いた。