県内のインフルエンサーを集めて開かれた「大口れんこん」を使った料理の試食会=長岡市千秋2の「スズデリ」
県内のインフルエンサーを集めて開かれた「大口れんこん」を使った料理の試食会=長岡市千秋2の「スズデリ」

 地域の農産物や食品ブランドを守る国の地理的表示(GI)保護制度に登録された新潟県長岡市中之島地域の特産「大口れんこん」のPRを強化するため、地元の生産組合が特設サイトで紹介を始めた。ネット上で影響力を持つ県内の「インフルエンサー」を集めた料理試食会も、市内の飲食店で開き、スープやスイーツなどを味わった上で魅力を発信してもらった。

 大口れんこん生産組合(髙橋秀信組合長)は5月のGI登録を機に、ブランド力強化を進めている。県の農作物PR支援事業を活用して11月中旬、PRサイトを開設した。生産者の声や産地の様子を写真付きで紹介し、家庭でできるメニューも発信している。

 また市内の食堂で11月中旬、県内在住や出身のインフルエンサーを集めた試食会を企画。ラジオパーソナリティら約10人が、レンコン入りのポタージュスープやチョコレートトリュフ、レンコンを添えた山古志産和牛など多彩な料理を楽しみ、会員制交流サイト(SNS)で発信した。

 フリーアナウンサーの伊勢みずほさん(44)は「料理の仕方次第で味わいが広がる可能性を秘めた食材。私たちも積極的にPRしたい」と話した。

 髙橋組合長は「大口れんこんは中越地域では有名だが、全県や全国ではもっとPRが必要。おいしく体にもいい食材の魅力を、さまざまな角度から発信したい」と力を込め、消費の拡大を目指す考えだ。