署名活動の前に、18日逝去した飯塚繁雄さんへの黙とうをささげる救う会新潟のメンバーら=19日、新潟市中央区
署名活動の前に、18日逝去した飯塚繁雄さんへの黙とうをささげる救う会新潟のメンバーら=19日、新潟市中央区

 北朝鮮による拉致被害者と家族を支援する市民団体「救う会新潟」は19日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで横田めぐみさん=失踪当時(13)=ら拉致被害者の早期救出を求める署名活動を行った。拉致被害者田口八重子さん=同(22)=の兄で、18日に死去した被害者家族会前代表の飯塚繁雄さんに黙とうをささげ、早期解決への思いを新たにした。

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(16日まで)の関連行事。同所での写真パネル展に合わせて実施。来場者は足を止めて真剣な表情で署名した。新潟市中央区の主婦、谷崎清美さん(66)は「何かできることがあればと思い、署名した。早く家族が再会してほしい」と話した。

 昨年6月にはめぐみさんの父滋さんが他界するなど、解決の糸口が見えぬまま家族の高齢化が進んでいる。救う会新潟の高橋正会長(85)は「もう時間の猶予がない。署名活動を通じて解決を訴えていく」と述べた。