官公庁や企業で仕事始めとなった4日、新潟県の柏崎市・桜井雅浩市長、出雲崎町の小林則幸町長、刈羽村の品田宏夫村長が、それぞれ職員を前に年頭の訓示を行った。人口減少への対応や農業振興、行政のデジタル化といった課題を挙げ、住民のために全力を尽くすよう求めた。
◆柏崎市・現実は「非常に厳しい」、重点戦略に全力を
柏崎市の桜井雅浩市長は市役所で幹部職員約60人を前に年頭の訓示を行った。少子高齢化の進行などに触れながら「厳しい現実を認識し、市民のために職務を進めてほしい」と述べた。

市の2021年の出生数は377人で、市の推計を大きく下回った。住民基本台帳人口は22年3月、...
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