新潟県の上越、妙高、糸魚川各市の市長は4日、各市役所で年頭のあいさつや記者会見に臨んだ。今年48歳で年男の中川幹太上越市長は、えとのウサギにかけて「飛躍」を誓った。昨年秋に就任した城戸陽二妙高市長は、市政発展への決意を新たにした。米田徹糸魚川市長は、市職員に対し、深刻化する人口減少など課題対応に力を注ぐよう求めた。

▽上越市

 上越市の中川幹太市長は市議会議場で、幹部職員らを集めて年頭訓示。「成功に向けて扉を開け続ければ、いずれは成功にたどり着く」と職員に挑戦を促した。

中川幹太市長

 2022年を「改革への準備の年」と位置付けていた市長。今年の年頭会見では「今年はこれまで準備してきたことを着実に実現していきたい」と意気込んだ。

 ただ、公約である...

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