新潟市教育委員会は20日、学校が小中学生に配り、本年度から授業での本格活用が始まったタブレット端末を使ったいじめが4~11月に計6件あったと明らかにした。県教委は既に新潟市以外の小中学校で4~10月に計14件のいじめを確認したとしており、新潟市分と合わせて県内で今年度、少なくとも20件のいじめが確認されたことになる。

 新潟市教委が教育委員会12月定例会で報告した。いじめが確認されたのは小学校で4件、中学校で2件。いじめの内容は加工した友人の顔写真をクラス内の何人かに送ったり、アプリを使って悪口を級友に送ったりしたものなどとし、いずれも解決済みとした。

 委員からは「報告が上がらないケースもあると認識しておいた方がいい」「タブレットに限らず、いじめの芽は早期発見することが大事だ」などの意見が出た。

 市教委学校支援課は「いじめを恐れて使用を制限するのではなく、繰り返し情報モラル教育を徹底していきたい」と強調した。

 昨年11月、東京都町田市立小6年の女児=当時(12)=が自殺した問題では、学校が配ったタブレット端末で悪口が送信されるなどのいじめがあったことが判明している。