寄付の目録を贈呈するナミックスの小田嶋壽信社長(右)と新潟大学の牛木辰男学長=17日、新潟市西区
寄付の目録を贈呈するナミックスの小田嶋壽信社長(右)と新潟大学の牛木辰男学長=17日、新潟市西区

 電子部品用材料製造のナミックス(新潟市北区)は17日、新型コロナウイルス禍で修学困難な学生らの支援や人材育成を目的として、新潟大学に3500万円を寄付した。創業75周年記念事業の一環で、小田嶋壽信社長が牛木辰男学長に目録を手渡した。

 同社は1946年に創業し、エレクトロニクス分野で必須の絶縁・導電材料で高い世界シェアを持つ。創業50周年を機に、交通遺児や難病支援団体への寄付を5年ごとに続けている。

 75周年を迎えた今回は、ウイルス禍に伴って支援すべき対象が広がっていると判断。従来の団体に加え、次世代を担う学生へのサポートして地元の大学にも寄付をすることにした。

 大学内で行われた式典で、小田嶋社長は「感染症をきっかけに情報端末関連での売り上げが伸びており、その分を少しでも地元に還元したいと考えた。苦労している学生さんの一助になればと思う」と述べた。

 目録を受け取った牛木学長は「多額の寄付をいただき、大変ありがたい。各界で活躍できる人材を育てるために使わせていただく」と感謝した。

 ナミックスはほかに難病支援団体や長岡技術科学大(長岡市)などにも寄付をし、今回の寄付額は計1億円超に上る。