会合後、取材に応じた第三者委員会の吉澤克彦委員長(右)=21日、燕市役所
会合後、取材に応じた第三者委員会の吉澤克彦委員長(右)=21日、燕市役所

 新潟県燕市立吉田中学校で女子生徒が転落死した問題を調査する、第三者委員会「市いじめ防止対策等専門委員会」の第2回会合が21日、燕市役所で開かれた。終了後、吉澤克彦委員長(新潟清心女子中学・高校特別顧問)が取材に応じ「女子生徒がいじめだと捉えたと思われることがいくつか出てきた」と述べ、委員会として生徒や教職員への聞き取りを進める方針を示した。

 会合は非公開で行われた。市教育委員会や学校が行った同級生への聞き取り結果や、女子生徒と教員がやり取りしたノート、本人が制作した課題作品などが提出された。吉澤氏はいじめをうかがわせる具体的な内容については明言せず、「調査の客観性を担保するため、いずれ第三者委も聞き取りを行う」とした。

 最終報告書は年度内をめどに取りまとめるとしていたが、状況によっては先送りする可能性も示唆した。第3回会合は1月13日に行う予定。

 女子生徒は11月9日朝、校舎3階ベランダ下の校庭に倒れているのを発見され、「いじめられてた」と書かれた遺書が自宅で見つかった。