
2018年に東京電力柏崎刈羽原発の敷地内で、断層を視察する新潟県技術委員会の委員ら=2018年12月4日、柏崎刈羽原発
新潟県に立地する東京電力柏崎刈羽原発の地盤の安定性を巡り、県内の地質専門家でつくる団体が16日、県庁で記者会見し、敷地内外の断層が将来活動するかどうかに関して東電が行った現地調査の結果の全容を明らかにするよう東電に要請したと発表した。地盤に関する東電の評価に疑義があるとし、説明の場を設けるよう求めた。
団体は、県内の大学教授や元高校教員ら地質の研究者約15人でつくる「柏崎刈羽原発活断層問題研究会...
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