新型コロナウイルス禍となってからの3年間で、私が主宰するグループ展を3回開いたほか、さらに二つの写真展を手がけました。昨年12月には「コロナ禍の線路端から」というタイトルで東京池袋にあるギャラリー路草で開催しました。

 同一ギャラリーでほかのグループ展と同時開催したことから600名ほどの来場者がありました。徐々にコロナ以前の日常に近づきつつあるように思いました。首都圏のギャラリーでは昨年、鉄道をテ...

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