野菜や果物で満載の宝船に沸いた初競り=5日、新潟市江南区
野菜や果物で満載の宝船に沸いた初競り=5日、新潟市江南区

 新春恒例の初競りが5日、新潟県内各地の市場で行われた。新潟市江南区の市中央卸売市場では、新鮮な青果物でいっぱいの宝船が次々と競り落とされ、関係者らが感染禍の収束と、生産や価格の安定を願っていた。

 初競りには約80人の仲卸業者らが参加。白菜や大根、リンゴやミカンなどを載せた宝船42艘(そう)が目の前を通過する度に、競り人が「3万円!」などと威勢の良い声を響かせた。最高で8万円の値が付いた。

 新潟青果協会の大澤厚志会長は感染禍や近年の異常気象に触れ、「生産者の努力により糖度は高く食味は良好で、高単価で推移した。安定供給を図り、安心して生産、消費してもらいたい」と呼び掛けた。

 新潟中央青果によると、5日の入荷量は野菜が前年並みの360トン、果実が年末の天候不順などで前年比1割減の120トンだった。