新潟日報社のインタビューに応じる立民の西村智奈美幹事長=6日、国会内
新潟日報社のインタビューに応じる立民の西村智奈美幹事長=6日、国会内

 立憲民主党の西村智奈美幹事長=衆院新潟1区=は6日、幹事長就任後、初めて新潟日報社の単独インタビューに応じた。昨年の衆院選で惨敗した立民は今年、野党第1党として正念場を迎えており、17日に招集される通常国会での論戦を通じて党勢を回復できるかが問われる。今年は参院選や県知事選、新潟市長選など本県でも重要な選挙が相次ぐ。それらの選挙や、通常国会に党幹事長としてどう臨むかを聞いた。(東京支社・山田悠)

 -通常国会では与党とどう向き合いますか。

 「安倍・菅政権で広がった地域間格差や所得格差を改善すべく政策提案に力を入れる一方で、批判すべきは批判していく」

 「岸田首相は分配政策を打ち出すが、法人減税で賃上げを促すという安倍政権以来の方式を続けようとしている。このやり方には効果を疑問視する分析もある。看護師などエッセンシャルワーカーや非正規雇用の待遇改善も不十分なので、追及していく」

 -新型コロナウイルスの感染者数が全国で再び増加しています。

 「沖縄県や山口県では感染者が大きく増えた。いずれも米軍内での感染拡大の影響が指摘されている。もし米軍基地の水際対策を日本側が十分に行えず、市中に感染が広がっているのであれば、これも一種の『基地問題』だ。通常国会でただしたい」

 -今年は県内で知事選、新潟市長選と重要な選挙が相次ぎます。

 「自治体選挙は非常に重視している。党として常に候補擁立を目指して模索するべきだ。ただ、選挙をするのは党本部ではない。候補は本来トップダウンで決めるものではなく、地元の考えを聞くことが大切だ」

 -参院選に向けて野党共闘をどう実現しますか。

 「32ある1人区で戦うには、野党候補の一本化は必須だ。国民民主党には積極的に呼び掛けをしたい。共産党とも対話は欠かせない。一方で日本維新の会は社会の分断をあおっている。積極的に連携を呼び掛けようとは思わない」

 -立民への支持はどう高めますか。

 「党の魅力を増し、地力を高める必要がある。(障害者や女性ら社会的弱者の意見を政策立案に生かす組織)『つながる本部』を中心に、地方の議員、立候補予定者や党員にそれぞれの活動内容を共有してもらう。成功事例を積み重ね、ボトムアップの政策づくりにつなげたい」