消費拡大につなげようと、週末限定で割安で販売する牛乳=上越市のあるるん畑
消費拡大につなげようと、週末限定で割安で販売する牛乳=上越市のあるるん畑

 長引く新型コロナウイルス禍で落ち込んだ牛乳や乳製品の需要を喚起しようと、新潟県上越市のJAえちご上越は割引販売をしている。農産物直売所「あるるん畑」(上越市大道福田)で土、日曜に牛乳を割り引くなど消費拡大を呼び掛けている。

 ウイルスの感染拡大に伴う一斉休校や外食需要の落ち込みで、牛乳や乳製品の原料となる生乳の消費は全国的に減少。元々冬場は消費量が減るため、今冬は生乳が余ることが懸念されている。農林水産省は普段より1本多く消費することを推進する「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」に取り組んでおり、同JAもこれに協力する。

 「あるるん畑」では生乳余りが解消されるまで通常260円の農協牛乳1リットルを土、日曜に208円で販売する。店頭で気軽に牛乳を飲んでほしいと、隣接する「あるるんの杜(もり)」内のスイーツコーナーでは1月末まで通常200円のホットミルクと牛乳Mサイズを半額で提供している。

 あるるんの杜の髙梨尚店長は「冬場は生乳の生産が伸びる一方、消費が落ちる時期。ウイルスに打ち勝つ意味でも栄養豊富な牛乳をたくさん飲んで、料理にも活用してほしい」と呼び掛けている。