前回の「大地の芸術祭」で人気を呼んだ「ライトケーブ」=2018年8月、十日町市小出の清津峡渓谷トンネル
前回の「大地の芸術祭」で人気を呼んだ「ライトケーブ」=2018年8月、十日町市小出の清津峡渓谷トンネル

 大地の芸術祭実行委員会事務局を務める新潟県十日町市は6日、延期していた「大地の芸術祭」を今年4月29日から11月13日に開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症なども考慮し、混雑を緩和するため、従来よりも期間を大幅に拡大する。

 十日町市の関口芳史市長が定例記者会見で発表した。2000年に始まった芸術祭は3年に1度、十日町市と津南町を会場に開催してきた。昨年が開催年に当たり、7月下旬~9月中旬に予定していたが、ウイルス禍で延期となった。

 仕切り直しとなる今年の開催期間は半年ほどにわたり、これまでの50日程度から大きく増やす。関口市長は会見で、飲食店をはじめとした混雑解消や、感染防止で開催に一定期間規制がかかる場合も、芸術祭全体を中止せずに対処しやすいことを理由に挙げた。

 また、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」としてきた名称を、今回は「越後妻有 大地の芸術祭」に変更することも明らかにした。3年に1度を意味するトリエンナーレを外したことについて、関口市長は「新しい形態に挑戦する今回の開催も踏まえ、今後の在り方については検討していく」と述べるにとどめた。

 展示内容の詳細は、2月に発表する。