枝に餅や菓子などをくくり付け、繭玉飾りを作る家族連れ=10日、上越市名立区
枝に餅や菓子などをくくり付け、繭玉飾りを作る家族連れ=10日、上越市名立区

 小正月の縁起物「繭玉飾り」を作るイベントが10日、新潟県上越市名立区の観光施設「うみてらす名立」で開かれた。家族連れら約30人が、木の枝いっぱいに餅や飾りをくくり付け、華やかに完成させた。

 かつて養蚕が盛んだった名立では、繭に見立てた餅などで飾りを作り、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈る風習が、いまも残っている。

 繭玉飾りの伝統を広く伝えようと、うみてらすが毎年、イベントを企画。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で取りやめ、2年ぶりの開催となった。

 参加者は、赤みがかった色や上を向いた枝先の特徴から縁起がいいとされるミズキの枝に飾りを付けた。

 紅白の餅を丸めて付けたり、小判などの縁起物や菓子をつるしたりし、新年の始まりにふさわしい雰囲気を演出した。

 参加した地元の小学5年生(11)は「お餅をうまくくっつけるのが難しかったけど、きれいにできてよかった」と喜んだ。

 飾りは施設内で今月いっぱい展示される予定だ。