市職員らが包みを手作りしたマンホールカードの合格祈願お守り=長岡市大手通1の市民協働センター
市職員らが包みを手作りしたマンホールカードの合格祈願お守り=長岡市大手通1の市民協働センター

 本格的な受験シーズンを前に、新潟県長岡市は「全て丸」で「落ちない」形状のマンホールのふたにあやかった合格祈願のお守りを、アオーレ長岡で配布している。3年目の取り組みとなり、市民にも少しずつ浸透。冬の風物詩として親しまれつつある。

 下水道課の若手職員の発案で始まった取り組みで、火焰土器や長岡花火などがデザインされたご当地マンホールカードを活用。障害者雇用を促進するため、市が市役所内に設けている「障害者ワークステーション」のメンバーと職員が、包みを手作りした。

 マンホールのふたは「表面が凸凹していて滑らない」などと験を担ぐメッセージのほか、「市の下水道管の延長は約2200キロ。北海道から沖縄県までの距離と同じ」と下水道をPRする豆知識も添えた。

 マンホールカードは普段も無料で配布しているが、受験期の取り組みには市民からの問い合わせもある。昨年は用意した500個がなくなる人気ぶりだった。今年も同じほどの数を準備している。

 発案した下水道課の野本早貴(さき)さんは(25)は「続けてきてよかった。メッセージを書き込む欄もあるのでプレゼント感覚で贈ることもできる。お守りに込めた思いが伝わるとうれしい」と話した。

 アオーレ長岡前には、カードに採用されたご当地デザインのマンホールふたがある。「写真を撮る人がいるかもしれない」と職員で雪を払うなど気を配っている。

 3月31日まで、アオーレ西棟3階の市民協働センターで1人につき1枚を無料配布している。午前8時半~午後7時(土日祝日は午後5時まで)。問い合わせは市下水道課、0258(39)2235。