地域住民のために除雪をする塩沢中の野球部員=10日、南魚沼市栃窪
地域住民のために除雪をする塩沢中の野球部員=10日、南魚沼市栃窪

 新潟県南魚沼市社会福祉協議会の雪かきボランティアに登録している塩沢中学校野球部が10日、今シーズン初めて出動した。1、2年生13人が同市栃窪に出向き、高齢者の住宅の周囲に積もった雪をかき出した。

 塩沢中野球部は、市社協の除雪ボランティア「雪猿」に2020年度から参加している。日ごろから地域にお世話になっているとし、恩返しの一つとして始めた。

 部員は二手に分かれ、2軒の家の雪をかいた。ヘルメットをかぶって元気よく飛び出し、住宅のそばまで迫った雪を崩す役と、スノーダンプで運び出す役を分担して効率よく作業した。すぐに汗が出始め、「暑い、暑い」と言ってユニホームの上着を脱いでいた。

 冬季、同部の練習は室内がほとんどという。1年生の生徒(13)は「地域のために頑張りたい。外で動けるのも楽しい」と話していた。

 除雪してもらった住民(71)は「本当に助かる。今日は1人で除雪しなくて済む」と笑顔だった。