新潟県内は12日、発達した低気圧の影響による強風や雪のため、交通機関が乱れ、臨時休校などの影響が出た。14日にかけて冬型の気圧配置が強まり、風雪や高波の恐れがある。新潟地方気象台は大雪などによる交通障害に警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、12日午後6時半現在、最大瞬間風速は佐渡市(相川)で30メートル、新潟市東区で27・8メートルを観測した。下越と佐渡では波の高さが7メートルの大しけとなり、佐渡汽船はカーフェリーとジェットフォイルを終日全便欠航とした。

 県教育委員会によると、12日の悪天候を受け、見附市の高校と粟島浦村の小中学校の計3校が臨時休校となったほか、村上市や長岡市など県内10校で早退の措置を取った。

 JR東日本新潟支社などによると、12日は強風の影響で信越線や越後線など計489本に運休や遅れが発生し、約3万6400人に影響した。13日は上越線、飯山線、只見線、越後線、弥彦線、大糸線の一部区間で計画運休する。

 えちごトキめき鉄道によると、12日は妙高はねうまラインで11本が運休するなどし、約590人に影響。13日は同ラインの一部区間で運休する。

 東日本高速道路(NEXCO東日本)と県警高速隊によると、北陸道下り線の朝日インターチェンジ(IC、富山県)-糸魚川IC(糸魚川市)間は12日、雪に関係する事故のため、約5時間通行止めとなった。

 気象台によると、13日にかけて下越と佐渡では風速18メートルの強い風が吹きつける。波の高さは6メートルとなり、大しけが続く。上中越の山沿いでは13日夕から14日にかけて警報級の大雪となる見込みで、13日午後6時から24時間の降雪量は多い所で、上中越の山沿いで60~80センチ、平地と佐渡で10~40センチと予想されている。