新潟県阿賀町にある八つの温泉の源泉を使ったクレイ(泥)パック=写真=が発売された。8種類を製造・販売する関ベン鉱業(同町白崎)は「町の温泉に入って、パックをお土産にして自宅で楽しんでほしい」としている。

 商品名は「阿賀のゆ クレイパック」。きりん山、かのせ、角神、津川、御神楽、七福、三川、新三川の8温泉の源泉とベントナイトを混ぜて製造した。

 ベントナイトは太古に噴火した火山灰の堆積物が原料とされ、1ナノメートル(ナノは10億分の1)程度の粒子。膨潤性・粘性・吸着性などの特性があり、土木や化粧品、ペット用トイレの原料などに使われる。

 パックは、ベントナイトを製造する同社が2020年から開発を手掛け、源泉とベントナイトの組み合わせ量などを変えて試作を重ねた。殺菌した源泉に、ベントナイトなどを混ぜ、油分などの使用を抑え、肌に塗った後、さらりとして洗い落としやすくした。

 パックの容器を入れた箱は、阿賀町の森林をイメージした緑を基調にし、各温泉名が書かれたシールが貼られている。

 黒坂恵一社長は「ベントナイトも温泉も火山の影響を受けており、クレイパックは、まさに阿賀町の大地の恵みから生まれたもの」と話している。

 100グラム入りで2200円。各温泉の施設・宿泊施設でそれぞれ販売し、狐の嫁入り屋敷では8種類扱う。新潟ふるさと村(新潟市西区)では、かのせと津川の2種類。ふるさと納税の返礼品にもなっている。問い合わせは関ベン鉱業、0254(99)2028。