14日オープンした「カニカニランド」。注文を受けた後、いけすからカニを取り出して調理する=13日、新潟市中央区
14日オープンした「カニカニランド」。注文を受けた後、いけすからカニを取り出して調理する=13日、新潟市中央区

 新潟市内を中心にすし店などを展開する弁慶(佐渡市)は14日、県産ブランドガニ「越後本ズワイ」を使った料理などが堪能できる懐石料理店「カニカニランド」を同市中央区天神1にオープンした。本県では珍しいカニ料理を専門に扱う業態で、県内外の観光客らの呼び込みを図る。

 越後本ズワイは、県産カニの知名度向上などを図ろうと2017年にブランド化。村上市から糸魚川市にかけてと粟島浦村の漁港で水揚げされた800グラム以上のオスで、色つやの良さや身入り指数など、基準をクリアしたカニだけが名乗ることができる。

 同社はこれまで展開するすし店などで、県外の顧客から「新潟のカニを食べたい」との要望が数多く寄せられていたことから、カニ専門店の需要があると判断。2~3年前から構想を練り、新潟駅南口の複合施設「LEXN(レクスン)1」1階への出店を決めた。

 カニはいけすに入った越後本ズワイや佐渡産本ズワイなどの中から、顧客が好きなものを選び調理する。蒸しや刺身、焼きといった調理方法が選択できる。

 値段は仕入れ状況などで変動するが、佐渡産本ズワイ500グラム5千円から、越後本ズワイ900グラム2万5千円からなど。前菜やカニ釜飯などが付いた3千円や5千円のコース料理も別途注文できる。ランチタイムはカニちらし寿司(1800円)や、カニクリームコロッケ定食(1200円)などを提供する。

 50席あり、個室を中心にビジネスシーンなどでも利用しやすい落ち着きある内装にこだわった。小崎和彦社長は「まずはカニの味を広めたい。カニの産地として観光客だけでなく地元の人にも食べてもらい、多くの人に勧めていただける店を目指したい」としている。

 月曜定休。昼は午前11時~午後2時で、夜は午後5時~10時。問い合わせは同店、025(384)0120。