大学入学共通テストの準備をする大学職員。消毒液の設置などの感染対策が取られた=14日、新潟市西区の新潟大
大学入学共通テストの準備をする大学職員。消毒液の設置などの感染対策が取られた=14日、新潟市西区の新潟大

 大学入学共通テスト前日の14日、試験会場となる新潟県内の大学では、受験生を誘導する看板の設置など設営作業に追われた。県内でも新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、アクリル板の用意など感染防止対策も施し、準備を進めた。

 県内では9531人が志願し、15会場で受験する。このうち、志願者数が約3800人と最多の新潟大五十嵐キャンパス(新潟市西区)では14日、職員ら約150人が設営に当たった。感染防止では、試験室のそばに消毒液を置き、受験生と監督者を隔てるアクリル板を立てるなどした。当日は試験室の換気もする。

 濃厚接触者については、試験当日に無症状であることなどを条件に別室受験とするが、希望者の有無や人数は非公表としている。

 入試担当の坂本信副学長は「受験生は体調管理に神経を使ってきたと思うが、当日は試験に集中してもらいたい。体調が悪い場合は29、30日の追試験を選択してほしい」と呼び掛けた。感染拡大により文部科学省が共通テストを受けられなかった受験生への救済策を各大学に要請していることについては「不公平感がないように検討し、できるだけ早く公表する」とした。

 長岡技術科学大(長岡市)も、各試験室にアルコール消毒液を置くなどの感染対策をとった。試験当日は具合が悪い受験生を、コロナの疑いがある人とそれ以外の人に振り分ける問診室を設けて対応する。