新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について、政府が新潟県を含む1都10県への適用を検討していることが分かった17日、県民からは「本当に効果はあるのか」「これ以上どう対策すれば」などと疑問の声が上がった。

 新潟市中央区の主婦(51)は「一口に感染拡大と言っても、今回は重症者が少ないと聞く。そこまでしなくてもいいのでは」と疑問を示した。

 重点措置が適用されれば、県は飲食店に営業時間短縮や酒類の販売停止などを求めることができる。上越市の無職男性(75)は「職業によっては収入にかかわってくる人もいる。適用してほしくないが、この感染状況では仕方ない」と話した。

 県内では年明け以降、感染者が急増。増加に歯止めがかからず、県内の累計感染者数は17日、1万人を超えた。上越市の会社員女性(49)は「こんなにマスクをして気を付けても皆感染してしまうなんて。諦めの境地になってくる」と困惑した様子だった。

 長岡市のホテル従業員女性(75)は「実際の人を思い浮かべるとすごい数。うんざりするが、こうした局面を受け止め危機感を持たないと」と気を引き締めた。

 一方、新潟市中央区の新潟大歯学部生(28)は「感染が広がれば、基礎疾患のある人や高齢者が感染する確率も上がる。規制はしっかりすべきだ」と評価した。