新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種に向け、新潟市は2回目接種から7カ月経過を目安に、接種券を発送している。17日には、手元に接種券が届いた人を対象に、区役所や出張所で集団接種の日程変更などを代行する取り組みが始動、医療機関での個別接種の受け付けも進む。市によると、これまでのところ予約が殺到した昨年のような混乱は集団、個別ともに確認されていない。

 市は、昨年の反省を踏まえ、1、2回目が集団接種だった65歳以上については、3回目の日時と会場を指定している。ただ、感染急拡大で政府が接種日程の前倒しを自治体に要請。これを受け、市はより早い日程を希望する市民向けに、約1万7千人分の前倒し枠を確保した。

 集団接種の日程変更は、コールセンターやホームページで予約の取り直しが必要。こうした手続きが苦手な高齢者を想定し、市は17日から各区役所などに「予約お手伝い隊」を設けた。

 一方、医療機関での3回目の個別接種の受け付けも始まっている。接種券が届いた人から、1、2回目と同じ医療機関に各自で申し込む仕組みだ。

 17日に受け付けを始めた南区の内科医院は「朝から電話が鳴りっぱなしだが、去年よりは落ち着いている印象だ」とする。秋葉区の内科医院は「前回は分からないことが多く、質問対応にも追われた。今回は前回ほど逼迫(ひっぱく)していない」とした。

 お手伝い隊は開庁日の午前8時半~午後5時半。相談などは市コールセンター(025-250-1234)でも受け付けている。