阪神大震災の被災者らとオンラインで交流する刈羽村の住民=17日、同村刈羽の村老人福祉センター「ことぶき荘」
阪神大震災の被災者らとオンラインで交流する刈羽村の住民=17日、同村刈羽の村老人福祉センター「ことぶき荘」

 1995年の阪神大震災の発生から27年となった17日、被災者らでつくるNPO法人「日本災害救援ボランティアネットワーク」(兵庫県西宮市)は、各地の災害被災者らとオンライン交流会を開いた。2007年の中越沖地震で同NPOの支援を受けた新潟県刈羽村からも住民8人が参加。慰霊の気持ちを共有し、災害時の協力を確認し合った。

 刈羽村の住民は毎年、神戸市での追悼式典に参加していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続いて今年も参加を取りやめた。

 オンライン交流会は刈羽村のほか、04年の中越地震で被災した小千谷市、11年の東日本大震災の被災地など計13カ所を結んで開催された。

 刈羽村では村社会福祉協議会の呼び掛けで住民8人が集まり、村老人福祉センターから参加した。

 村社協会長の武本純(あつし)さん(71)は「今後も絆を深めていきたい」と訴え、加藤幸枝さん(81)は「今年は中越沖地震から15年になるので、また刈羽村に来てほしい」と呼び掛けた。「災害があったらお互いに協力したい」という声もあった。

 阪神大震災の被災者からは「震災を若い世代に伝えたい」などの意見が出た。