全国から力作の集まったはんが甲子園の予備審査会=佐渡市相川栄町
全国から力作の集まったはんが甲子園の予備審査会=佐渡市相川栄町

 新潟県佐渡市を舞台に全国の高校生が版画の腕を競う「第22回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」の予備審査会が、同市相川栄町のあいかわ開発総合センターで開かれた。風景や人物などを個性豊かに表現した高校生の作品に、審査員らの鋭いまなざしが向けられた。

 同審査会は14日に行われ、全国26校から168作品の応募があった。審査会場には、木版画などで授業風景や動物、果物などを表現した力作が並んだ。

 審査員を務める佐渡版画村美術館(同市相川米屋町)の理事長、中川順子さん(74)は「高校生とは思えない技術の高い作品が多い。年々レベルが上がっていると感じる。本戦が楽しみだ」と期待した。

 本戦は例年、予選を勝ち抜いた各校から3人1組で生徒が来島し、取材も含めた3日間で作品を作る。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、生徒らは来島せず、オンラインで開かれた。

 個人部門の各賞受賞作品と本戦に出場する14校の審査結果は19日に発表される。同日、現在の感染状況を踏まえ、今大会の本戦開催方法も示される予定。

◆運営費CFまだ半分 「ぜひ応援を」

 「全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」の運営委員会が、大会運営費として募っているクラウドファンディング(CF)が17日現在、目標額とする120万円の半分ほどと苦戦している。1月末の締め切りが迫る中、大会事務局は「このままでは大会運営が難しい。ぜひ応援してほしい」と呼び掛けている。

 同大会では例年、島内企業などから協賛や寄付を募り、運営費に充てている。ウイルス禍でこうした支援が受けにくくなっているため、CFを開始した。

 これまでに全国から約60万円が寄せられたものの、120万円には届かない。目標額を達成しなければ支援金を受け取れない仕組みで、事務局は一層の支援を呼び掛けている。

 1口千円~10万円。CF専用サイト「READYFOR(レディーフォー)」で受け付けている。返礼品は、大会作品の絵はがきや受賞作品のデータなどを用意している。