アンコウのつるし切りを実演する小倉吹樹さん=糸魚川市
アンコウのつるし切りを実演する小倉吹樹さん=糸魚川市

 海洋高校(新潟県糸魚川市)の生徒がアンコウのつるし切りを実演する動画撮影が同校で行われた。食品科学コース3年の小倉吹樹(ふぶき)さん(18)が手際よく包丁をふるい、約20キロのアンコウを見事にさばいた。

 同校では地域を盛り上げようと生徒がつるし切りの技術習得に取り組み、「あんこうガール」として実演を披露している。つるし切りを行う予定だった「糸魚川荒波あんこう祭り」が新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、15日に校内で動画を撮影して配信することにした。

 体育館のステージにつるされたアンコウに向かい、小倉さんは鮮やかな包丁さばきを披露。「皮はコラーゲンたっぷり。女性に食べてほしい」「こちらがアンキモです」などと、部位ごとに説明を交えながら切り落としていった。周りの生徒らから「よいしょ」「頑張れ」の声援も上がった。

 小倉さんは中学生の頃、海洋高生によるつるし切りを紹介する新聞記事を見て、「大きなアンコウを女子がさばくのがかっこいい」と憧れて入学したという。実演を終え、「自分が楽しんでやるという目標が達成できて良かった。動画でアンコウのことを知ってもらえたらうれしい」と笑顔で語った。

 動画は30日から海洋高校のユーチューブチャンネルで配信する予定。