総務省が30日公表した2022年の人口移動報告によると、新潟県は2022年、転入が2万2796人、転出が2万8626人で、5830人の転出超過だった。超過数は全国で4番目に多く、前年と同じ順位だった。県は新型コロナウイルスの感染拡大で生まれた地方分散の好機を生かそうと各種施策を打ち出しているが、再び戻った東京一極集中の流れに逆らえずにいる。

 新潟県への転入数は前年に比べ427人増加したが、転出数...

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