
参加者から東京電力に厳しい意見が相次いだ住民説明会=1月31日、刈羽村刈羽の生涯学習センターラピカ
柏崎刈羽原発が立地する新潟県の柏崎市と刈羽村で東京電力が1月30、31日に開いた住民説明会には、柏崎会場で約70人、刈羽会場で約40人が参加した。テロなどを防ぐ核物質防護体制の不備を踏まえた改善の進捗(しんちょく)状況を報告するためで、東電が説明会を開くのは2年ぶり。質疑では両会場とも東電に対する厳しい意見が大半を占めた。東電側が正面から答えようとしないことで、議論が平行線をたどる場面が目立った...
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