新潟県が来年度、へき地に住む高齢の患者らと遠隔地の医師をビデオ通話でつなぐオンライン診療のモデル事業に取り組む方針を固めたことが3日、分かった。看護師が高齢者宅などを訪問し、タブレット端末を使って遠隔診療を支援する=図参照=。医師不足が深刻な地域でも安心して医療を受けられる体制づくりを目指す。

 関連費用を2023年度当初予算案に盛り込み、20日開会の県議会2月定例会に提案する。

 モデル事業では、...

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