自身の闘病経験を基にした映画について思いを語る樋口大悟=東京都千代田区
自身の闘病経験を基にした映画について思いを語る樋口大悟=東京都千代田区
「みんな生きている〜二つ目の誕生日〜」の一場面(ギグリーボックス提供)

 骨髄バンクをテーマにした映画「みんな生きている〜二つ目の誕生日〜」が10日から、新潟県内で公開される。糸魚川市出身の俳優で、白血病で骨髄移植を受けた経験のある樋口大悟さん(45)が企画・主演した。「映画をきっかけに骨髄バンクへのドナー登録者が増え、一つでも多くの命が助かってほしい」と話している。

 映画は白血病と闘う青年と、骨髄提供を依頼された女性を巡る物語。2人を支える人たちの葛藤も描いた。実体...

残り632文字(全文:833文字)