柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 原発の60年超運転を認める制度見直しを巡り、原子力規制委員会の8日の定例会合で、石渡明委員が「安全側への改変とは言えない」と制度見直しに反対を表明した。委員5人のうち山中伸介委員長ら他の4人は賛成した。重要案件の採決で意見が割れるのは極めて異例。規制委は議論を継続する。

 会合は、国民からの意見公募の結果を踏まえ、制度見直し案の概要を決定するかが議題だった。石渡氏は見直しについて「運転期間(の上限...

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