
東京電力柏崎刈羽原発の周辺住民らが東電を相手取り、同原発の運転差し止めを求めた訴訟の第39回口頭弁論が9日、新潟地裁(島村典男裁判長)であった。原告側は、重大事故が発生した際に放射性物質をモニタリング(監視)した結果が、住民の避難に生かされるかどうかが明確でないとし、「避難計画は実現不可能だ」と訴えた。
原告側は、住民の被ばくを防ぐ措置を取るために必要な放射性物質の監視データが、東電福島第1原発...
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東京電力柏崎刈羽原発の周辺住民らが東電を相手取り、同原発の運転差し止めを求めた訴訟の第39回口頭弁論が9日、新潟地裁(島村典男裁判長)であった。原告側は、重大事故が発生した際に放射性物質をモニタリング(監視)した結果が、住民の避難に生かされるかどうかが明確でないとし、「避難計画は実現不可能だ」と訴えた。
原告側は、住民の被ばくを防ぐ措置を取るために必要な放射性物質の監視データが、東電福島第1原発...