新潟県村上市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、新潟県は10日、この養鶏場から半径3キロ圏内にある2養鶏場に出していた鶏や卵の移動制限を解除したと発表した。市内に設けた消毒ポイントを撤去し、発生に伴う一連の措置は全て終了した。

 県は対策本部を情報連絡室に移行し、警戒は継続する。村上市の養鶏場の鳥インフルは1月に発生し、県は約129万羽を殺処分した。