江戸時代の長岡の雪の様子を描いた「雪之図」の一場面(新潟県提供)
江戸時代の長岡の雪の様子を描いた「雪之図」の一場面(新潟県提供)

 新潟県文化財保護審議会は10日、長永寺(長岡市)が所有する絵図「雪之図」(2巻)と阿賀野市の「石船戸遺跡出土品」(824点)、長岡市の「五千石遺跡出土品」(670点)の計3件を県文化財に指定するよう県教育委員会に答申した。3月下旬の県報告示で正式決定となる。県文化財は計392件となる。

 雪之図は江戸時代の長岡の雪の情景を描いたもの。長岡藩の10代藩主牧野忠雅が江戸に大雪の様子を伝えるため、お抱え...

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