新潟県新発田市で死骸で回収され、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たハシブトガラス3羽について、県は15日、高病原性鳥インフルエンザが検出されたと発表した。環境省の遺伝子検査で判明した。

 カラス3羽は9日に同じ事業所の敷地内で回収された。県は回収地点から半径10キロ内の野鳥監視重点区域内で、野鳥の大量死など異常がないか調査する。区域内の養鶏場には異常がないことを確認し、防疫対策の再徹底を指導した。