
東京電力は、柏崎刈羽原発7号機の安全対策の現状を伝えるため新潟県内5カ所で行った住民説明会を終えた。5会場ともに住民からは「質問に正面から答えていない」などの批判が多くを占め、質疑がかみ合わない場面が目立った。「東電の熱意が伝わった」と評価する声もあったが、7号機の再稼働を目指す東電と住民の距離が縮まっていない現状が浮き彫りになった。
東電の住民説明会は2年ぶり。1月下旬から2月中旬に柏崎市、刈...
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東京電力は、柏崎刈羽原発7号機の安全対策の現状を伝えるため新潟県内5カ所で行った住民説明会を終えた。5会場ともに住民からは「質問に正面から答えていない」などの批判が多くを占め、質疑がかみ合わない場面が目立った。「東電の熱意が伝わった」と評価する声もあったが、7号機の再稼働を目指す東電と住民の距離が縮まっていない現状が浮き彫りになった。
東電の住民説明会は2年ぶり。1月下旬から2月中旬に柏崎市、刈...