
オオヒシクイと福島潟の自然について考えたシンポジウム=2月19日、新潟市北区
国の天然記念物オオヒシクイと、その越冬地として知られる新潟市北区の福島潟について考えるシンポジウムが19日、同区の水の駅「ビュー福島潟」で開かれた。長年鳥類調査に携わる関係者が、近年減少傾向にある飛来数などの調査結果を報告した。
オオヒシクイは例年、ロシアのカムチャツカ半島から約1万羽が日本各地に渡ってくる。福島潟は国内有数の越冬地だが、近年は越冬期の平均飛来数が2千羽程度に減少している。
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