キャビアとなる卵が取れるコチョウザメを手にするプラントフォームの山本祐二さん。養殖用の水槽と、水耕栽培の設備の間で水が循環している=2月20日、長岡市上前島1
キャビアとなる卵が取れるコチョウザメを手にするプラントフォームの山本祐二さん。養殖用の水槽と、水耕栽培の設備の間で水が循環している=2月20日、長岡市上前島1
アクアポニックスで養殖されたコチョウザメの卵から作ったキャビア

 植物と魚を同時に育てる循環型農法「アクアポニックス」を手がけるプラントフォーム(新潟県長岡市上前島1)は3月、同農法で養殖したチョウザメから取れるキャビアを発売する。熱処理をせず、キャビア本来の濃厚な味を引き出す加工方法を採用。電子商取引(EC)サイトで取り扱うほか、輸出も視野に入れる。自社の野菜や地元の発酵食品を使う飲食業も始める。3年後にキャビア、飲食業で売上高計1億円を目指す。

 アクアポニ...

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