
東京電力柏崎刈羽原発3号機の審査書類流用問題について見解を語った稲垣武之所長=2月22日、柏崎刈羽原発
東京電力が柏崎刈羽原発3号機の審査書類に同2号機の記述を流用した問題で、柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は22日の定例記者会見で「決して軽い問題と捉えていない」との認識を示した。評価に影響を与えない範囲で、似た型式の機器の情報を参照するのは工学的に考えられる手続きだとする一方、「参照元を書かなかったのは反省すべきことだ」と述べた。
3号機は、1993年8月の営業運転開始から30年を前に、原子力規制委員...
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