
イネの新品種開発に取り組む新潟大の山崎将紀教授(奥)=新潟市西区
地球温暖化に耐性があるイネの新品種を見つけてコメの安定供給を図ろうと、新潟大農学部の山崎将紀教授(49)がクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。新品種の開発には平均10年かかるといい、マンパワーも必要だが、研究資金がピンチに。山崎教授は「温暖化による危機は迫っている。早めに対策を打ち、備えておく必要がある」と呼びかける。
近年の温暖化や気候変動により、コメの生産量の減少や品質の低下と...
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