呉服卸のヨネカ(新潟市東区)が1日に事業を停止し、同日付で新潟地裁に自己破産を申請したことが分かった。帝国データバンク新潟支店によると、負債総額は約6億4千万円。呉服離れや新型コロナウイルス禍による催事中止などで需要が低迷し、経営が悪化した。

 同支店によると、ヨネカは1852年に創業し、1949年に法人化。京呉服を中心に取り扱う新潟市内でトップクラスの呉服卸として県内を中心に販路を広げ、89年5...

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