「サムシングオレンジ」の続刊、「恋する2021」(左)と「祝祭の2022」
「サムシングオレンジ」の続刊、「恋する2021」(左)と「祝祭の2022」

 サッカーと新潟の町を題材にした、新潟市在住の作家藤田雅史さんによる短編小説集「サムシングオレンジ」の続刊「恋する2021」と「祝祭の2022」が、新潟日報社から2冊同時に発売された。恋愛や結婚、出会いと別れなどをテーマに、アルビレックス新潟を愛するサポーターの日常を描いている。

 アルビのサポーターズマガジン「ラランジャ・アズール」の人気連載に書き下ろしを加えて書籍化した。「恋する-」はアルビが後半戦で失速した2021年シーズン、「祝祭の-」は6年ぶりのJ1復帰を決めた22年シーズンが舞台。いずれも、チームの活躍とサポーターの心情を重ねた13編を収録している。

 各1760円。書店、NIC新潟日報販売店などで販売。また、既刊の第1巻は5月上旬、新装版として発売する予定。問い合わせは新潟日報社出版企画部、025(385)7477。