2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から12年となるのを前に、全国のローカルメディアで構成する「オンデマンド調査報道(JOD)パートナーシップ」の記者講座が宮城県内で開かれた。新潟日報社など17社の20〜30代の記者19人が参加。河北新報社(仙台市)の案内で、震災当時の人口約1万7千人のうち死者・行方不明者が約800人に上った宮城県南三陸町を視察した。参加したのは「3・11」...

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